古くから、モノを大切に、そして確実に保管しておくことができる素材として桐は使われてきました。現在でも美術品の箱や、贈答用の箱として広く使われています。桐は日本の文化と密接に関わってきたため、桐で作られた箱や箪笥など見ると、その優しい表情からはどこか懐かしさも与えてくれます。
KIRIFTは、これまでの桐製品の文化を尊重しながら、今までになかった、新しいこれからの桐製品の可能性を模索していきます。
日本は世界の中でも湿気が多く季節ごとの寒暖の差が激しい国です。そんな日本での生活を古くから支えてきた桐という木材には、日本の生活に適した確かな性能があります。
KIRIFTが目指すのは
桐本来の性能を活かした
生活に寄り添った
ものづくりです。
キリフト / ライスストッカー
日本人の主食であるお米を最適に保存しておくことができる桐の米びつです。桐のきれいな表情と特別に主張することのない無駄のない形状が、キッチン空間に優しく馴染みます。
キッチンは、数多くのモノが密集している空間です。
お気に入りの道具に囲まれるキッチンは、生活拠点の中心です。そんなキッチン空間に、出しておきたくなるような米びつという道具を作りました。
桐製品特有の直線的な和の佇まいではない、柔らかな曲面をもつ、新しい桐の米びつです。
桐のもつ調湿性能によって、お米を保存しておくと余分な水分を桐が吸収してくれるため、米びつの中はお米にとって快適な状態になっています。
5kgのお米を入れても余裕があるように、最大6kgが入る容量を確保しているため、お米をストックする際にも溢れる心配がありません。また、少しお米が残っていても気にせず新しいお米をストックできます。
キリフトオリジナルデザインの一合枡を付属しています。従来の枡ではなく、お米をすくいやすいように、四辺の先端が細くなっています。
米びつ以外でも、パンやシリアルなど、様々なストックが可能です。
キリフト / ライフストッカー
日常生活における様々なシーンで使用可能なキリフトのライフストッカーです。コーヒー豆や乾物、お茶の葉など用途に合わせてサイズを選び組み合わせながらお使いいただけます。
サイズを5種類用意しました。それぞれ手に馴染む持ちやすい三角形から構成され、パスタや素麺、コーヒー豆やお茶の葉など日常生活のあらゆるものをストックできます。
KIRIFTの特長
キリフトを構成する側面の柔らかな曲面は、全て職人による手作業の削りだしから生まれています。そして、この曲面から開閉時に手をかけるためのくぼみが生まれます。
桐に無理な加工はせず、本来の優しい表情を目と手で感じていただける作りとなっています。
キリフトで扱う桐は全て品質の良い国産の桐を使っています。また、製造上かならず接着が必要な箇所については、食品衛生法に対応した接着剤を使用しています。人にも環境にも優しいのがキリフトです。
桐を焼いて仕上げた焼桐タイプでは、桐の木目がより強調され、表情を楽しむことができます。
着色や塗装ではなく、焼くことでしか出せない自然本来の奥行きのある色味は、目にも優しく、独特の存在感を放ちます。
汚れ防止のための仕上げ材として使っている自然由来の蜜蝋は、使っていくことでその効果が薄くなってきます。そのため、適度に蜜蝋を塗り込む、手入れをしていただくことずっと使いづつけられます。
桐は水に弱く、水を含むことでシミの原因、変色、変形、割れの原因となりますので、水洗い及び水拭きは絶対行わないでください。乾拭き後、影干しを推奨しています。
焼桐バージョンは、桐を焼いた後にきれいに磨いて仕上げておりますが、焼桐の特性上、手や衣服に色移りする可能性がございます。
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